心に刻まれた正义 赤ちゃんは弱者を助ける正义の味方を肯定する
実験の様子
第叁者が介入する?介入しない攻撃相互作用のアニメーションを见せた后に、乳児にそのアニメーションに登场する色や形が対応した2つの実物の立方体を示し、どちらに手を伸ばして触るのかを测ります。
© 2017 Kazuo Hiraki.
东京大学大学院総合文化研究科の开一夫教授らの研究グループは、意味のある言叶をまだ発しない赤ちゃんが强者から弱者を守る行為を肯定することを発见し、そのような倾向が私たち人间には生来的に备わった性质である可能性を示しました。
乳児が攻撃されている他者を守るような第叁者の介入を理解し、肯定するかどうかという问题は、道徳、正义、高い社会性といった人间を人间たらしめる特徴として考えられています。また、攻撃されている弱者を守る行為は、一般的には赏賛の対象となり、道徳、正义、ヒロイズムといった概念が连想されます。これまで、人间はこの种の介入を就学前の时期までに行うようになることが知られていました。しかしながら、いつこの种の行為を肯定するようになるかについては知られていませんでした。
研究グループは、攻撃されている弱者を守る行為が乳児の中でいつ顷から见られるのか等、その発达的起源を6ヶ月児と10ヶ月児132人を対象にアニメーションを用いた実験を行い、调べました。その结果、第叁者が攻撃されている弱者を介入するアニメーションと介入しないアニメーションを见た场合とでは、6ヶ月児は介入する第叁者を好むことが明らかになりました。加えて、乳児は第叁者の介入が攻撃者から犠牲者を守る行為であるとみなしていることがわかりました。その一方で、介入する第叁者の意図を理解して、介入行為を评価するのは10ヶ月の乳児からであることがわかりました。
本研究の成果は、弱者を守る第叁者の介入が乳児によっていつ顷から认识され、肯定的に评価されるのかという、乳児の発达の轨跡を解明する上で重要です。今后は、弱者を守るための介入を肯定する能力が、いつそしていかにして道徳や正义感、ヒロイズムといった概念と结びついていくのかを明らかにすることが必要です。
「生后6ヶ月という月齢で、攻撃する侧と攻撃される侧、そして第叁者の介入者の関係を理解している结果が得られた时、とても惊きました」と开教授は话します。「6ヶ月児の社会的な経験量が少ないことを考えると、私たち人间には、弱者を守る介入を肯定する性质が备わっており、そのような性质が私たちの正义感において大きな役割を担っているのかもしれません」と続けます。
论文情报
, "Preverbal infants affirm third-party interventions that protect victims from aggressors", Nature Human Behaviour Online Edition: 2017/01/31 (Japan time), doi:10.1038/s41562-016-0037.
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