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茂吕彻特任教授が第49回(令和6年度)井上春成赏を受赏

掲载日:2024年7月16日

东京大学大学院医学系研究科 関节机能再建学讲座の茂呂徹(もろ とおる)特任教授が第49回井上春成賞を受赏し、7月12日(金)に表彰式が執り行われました。

表彰式(日本工业倶楽部会馆にて)
左から、谷本秀夫氏(京セラ株式会社社长)、冲村宪树氏(井上春成赏名誉委员)、茂吕彻特任教授

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受赏理由

技术の名称
「亲水性ポリマーによって润滑性を高めた长寿命型人工股関节」

【研究者】茂呂徹(东京大学大学院医学系研究科 関节机能再建学讲座)
【企 業】京セラ株式会社(代表取締役社長 谷本 秀夫)


病気や骨折などで机能を失った関节を人工股関节に置き换えることで、痛みを缓和したり、歩行机能を回復したりすることを人工股関节置换术といいます。

人工股関节の运动面(関节しゅう动面)では、摩擦によって摩耗粉が生じます。患者さんの体内では、摩耗粉を异物として排除しようとする免疫の働きをきっかけに、骨を壊す破骨细胞が多く作られるようになり、人工股関节と接触している部分の骨が溶けてしまうという深刻な症状(骨溶解)を引き起こす场合があります。そのため10~15年で再手术が必要とされてきました。

今回受赏した技术では、人工股関节のライナーと呼ばれる部分の表面を惭笔颁ポリマー(细胞膜と同じ分子构造を持つリン脂质极性基を有するポリマー)で処理することによって、摩耗粉の产生とそれに伴う骨溶解を同时に抑制し、人工股関节を安全かつ长期间使用することに成功しました。

本技术は、生物の构造、机能、生产プロセスなどをヒントに新しい技术を开発してものづくりに活かす「バイオミメティック技术」を用いています。惭笔颁ポリマーによって、関节软骨と类似した构造を构筑できる医疗机器として実用化に至った产学连携の成果であり、2024年现在、临床使用数は累积约10万件におよんでいます。これらの功绩が称えられ本赏が授与されました。


井上春成赏について

「井上春成(いのうえ はるしげ)賞」は、国立研究開発法人科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長であり、工業技術庁初代長官でもあった井上春成氏が日本の科学技術の発展に貢献した業績に鑑み、新技術開発事業団の創立15周年を記念して創設された賞です。本賞は、大学等や研究機関などの独創的な研究成果をもとにして企業が開発、企業化した技術であって、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、健康福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものについて、表彰技術ごとに研究者および企業が表彰されます。


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