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総合文化研究科超域文化科学専攻の今桥映子教授が第12回日本学赏を受赏

掲载日:2024年12月2日

総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コースの今橋映子教授が、その業績により第12回日本学賞(一般社団法人 日本学基金主催)を受赏されました。日本学賞は、「日本学の各分野における、選考時点での最高の業績」を顕彰し、よって研究の未来に資すること」を目的とするものです。
特に高く評価されたのは、『近代日本の美术思想―― 美術批評家?岩村透とその時代』(白水社)です。本書は「20世紀初頭、絵画や工芸、建築など、多分野の人々と共闘した岩村透の足跡から、「美術」による社会変革の試みを掘り起こす」もので、文学?絵画?彫刻?工芸?建築?社会思想などを繋ぐ学際研究です。明治から大正にかけて活躍し、今日では半ば忘れられている岩村透という人物について、広範な資料調査と分析を行い、その生涯と共に、彼を取り巻く時代?文明?芸術等の有り様を明らかにしました。以下はその業績概要です。この度のご受章を心よりお祝い申し上げますとともに、先生のご健勝と益々のご活躍を祈念いたします。

【业绩概要】
今桥映子氏は、东京大学驹场の比较文学比较文化研究室において、日本と异文化の交流理解を深める研究を推进してきました。「日本人のパリ観」「パリ神话と外国人芸术家」「写真文化论」「日本近代美术批评」など、多岐にわたるテーマを通じて、日本の近代文化と海外の表象を比较文化?比较文学の视点から探求し、独自の视点を示してきました。
今回の日本学赏受赏の评価対象となった今桥映子氏の代表作『近代日本の美术思想―美术批评家?岩村透とその时代』は、30年以上の调査による上下巻1500ページにわたる大着です。本书は、明治から大正期に活跃した美术批评家?岩村透を、日本の近代美术思想の先駆者として再评価しています。岩村は「美术百年の计」を掲げ、美术行政やアーツマネジメントを先取りする思想家であり、森鸥外や夏目漱石など同时代の文人たちと交流を持ちながら、その思想は広范な文化史的背景に基づいて展开されました。さらに、言论弾圧下で教授復职が拒まれた「岩村教授復职却下事件」なども扱い、美术と思想の自由を问い直す意义深い内容となっています。
今桥氏の研究手法は緻密かつ実証的であり、现代の批评理论に偏ることなく调査结果を积み重ね、岩村の全体像を构筑しています。また、巻末に収録された年谱や着作リストなどの资料が、同氏の并外れた探求心と责任感を証明しています。本书は、比较文化?比较文学の视点から日本文化史に新たな光を当てるものであり、日本の近代美术思想と文化の中に独自の位置を筑く岩村透を现代に苏らせました。この业绩を、日本近代文化史への独创的な贡献として高く评価し、今回の日本学赏受赏にふさわしいと考えます。

日本学赏授赏式

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