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「こころ」の基盤をなす情動の異常と自閉症― 両者をリンクする分子PX-RICS ―研究成果

掲载日:2018年7月25日

情动は「こころ」の基盘をなす脳の重要な机能です。喜怒哀楽といった根源的な心の动きだけでなく、より高次元の社会的感情までも含み、动物の社会行动を强く支配しています。情动を司るのは脳の「扁桃体(注1)」と呼ばれる部分で、その机能障害が自闭症の発症に直结していると考えられています。しかし、その分子机序はよく分かっていませんでした。东京大学定量生命科学研究所分子情报研究分野の中村勉客员准教授?秋山彻特任教授らは、独自に同定した自闭症原因タンパク质笔齿-搁滨颁厂を欠损したマウスを用いてその情动机能を解析しました。その结果、笔齿-搁滨颁厂が扁桃体に依存した情动机能に必须であることを见出し、情动机能の障害が自闭症を诱起する机序を明らかにしました。笔齿-搁滨颁厂の机能の异常が扁桃体の情动机能の障害をもたらし、これが自闭症発症につながることが示されたことにより、発症机序や病态の理解が进み、新たな治疗戦略の开発に资することが期待されます。
 
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